富津射場において四一糎榴弾砲の発射試験を行っており、海岸には着弾観測所の遺構が残っている。
着弾観測所は一箇所だけではなく他にも設置されており、それらは軍用通信線が結ばれていたという。
案内して下さる
yakumoさんの後に続く。
対岸の観音崎も近くに見える。
遺構が見えてきた。
遺構に接近。鉄筋コンクリート構造物である。
構造物の左右に収納箱のようなものが付いている。
後方より見る。
内部より出入口を見る。
前方の観測窓。なんかいい感じ。
着弾観測所からの景色。遠くに東京湾観音も見える。
側面の窓。
側面の壁には機具を取り付けた痕跡がある。
左右にある支柱。機具を取り付けるための穴がある。
その他の着弾観測所は別記事にて紹介予定。
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- 2012/08/24(金) 00:01:39|
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千葉県の富津公園には富津元洲堡塁砲台や陸軍技術本部富津射場(後に「陸軍兵器行政本部第一陸軍技術研究所富津試験場」に改称)の遺構が多数残っている。

富津岬北側の海岸にある通称「ボウズ」こと警戒哨の遺構。



富津岬の裏手には砲座状の遺構がある。


ボルトであろうか。

道路脇の松林の中には監視所のコンクリート構造物がある。

トーチカ状の形状をしている。

なんかイイネ。

この丸さがまたなんともいい(*´ω`*)

公園内には同様の形状の監視所(観測壕とも)や富津射場の遺構は他にもある。
下洲海岸付近にはイテ塔(重機関銃用隠顕式銃塔)というものの遺構がある。富津射場では小銃や機関銃等の射撃の研究も行われていたようで、この遺構はその設備の一つではないかと思われる。
藪のなかにそれはあった。コンクリート構造物である。

側面。

遺構上部に登ってみると穴が。

内部。十字型をしている。何かの機具を設置するためのものか。穴は左右にあり、それぞれ対称である。


構造物の中心(左右の穴の中心)には封鎖されている箇所が。

隙間から内部を覗いて見る。地下部分に空間がある。
小階段のようなものがある。この部分に重機関銃を設置し銃座が昇降できるようになっていたのではないだろうか。


背後には地下部分の出入口があるが封鎖されていた。

イテ塔のさらに背後にも遺構があった。
この形状は観測所だろうか?


側壁は煉瓦壁である。

遺構前面。

小山からの景色。

小階段。

円形部分。砲台の観測所で見られる機具を設置するためのものと思われる窪みがある。

藪に埋もれているが脇に掩蔽部への入口があるようだ。

隙間から入ってみた。

内部。小部屋が一つ。天井が低い。
伝声管用と思われる穴から光が差している。


内部より入口部を見る。

この掩蔽部、富津元洲堡塁砲台の遺構によく似ている。というかほぼ同様。
堡塁砲台と同じ年代に造られたものではないだろうか。


着弾観測所は別記事にて紹介。
- 2012/08/10(金) 05:17:27|
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毎年恒例のよこすか開国祭の花火大会。今年はバンデラさんと観に行きました。
うみかぜ公園は観覧の場所取りが入る隙間もなく行われており断念、埠頭は有料席のみ。そして三笠公園でようやく撮影できそうな場所を確保。三笠公園は打ち上げ開始前には入場禁止となるほど混雑していた。





これじゃあまるで照明弾だね(笑)

煙があまり流れていなっかったかも。


約30分と短い時間であったが楽しめた。久里浜の時もそうであったがラストは迫力がある。歓声と拍手がわきあがる。
花火が終わると猿島の背後から月が顔を出した。

帰りは人混みの中で夜の蒸し暑さが現実に戻してしまうのだった(笑)
- 2012/08/06(月) 03:57:53|
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