三浦市南下浦町松輪。
前回来たときは洞窟陣地を見つけたが、東京湾要塞城ヶ島砲台の分観測所「高磯分観測所」を見つけるに至らなかった。後日再探索を行った。
「高磯」というのは剣崎と江奈湾の間の場所で釣りのポイントでもあるようだ。

崖の中腹、高位置に開口している壕口があるのだが、周辺を探索したが他の出入口は見つからなかった。激藪だしね・・。
分観測所捜索のため藪に入り斜面を登って行くと、かなり埋没した壕口があった。内部の状態は不明。

眼下に岩場を見る。

しばらく登るとひらけた山頂部の広場に出た。

竹藪の間に道ができている。

yakumoさん藪に突入!!榴弾砲も続く。

おっ!なんかあるぞ!側壁か?

これが高磯分観測所のようだ。側壁の上に立っている。
想像以上に大きい。


俯瞰。分厚い壁である。台座のような構造物もある。

壁にある丸い凹みや四角い穴、金具。
八八式海岸射撃具を設置し使用するためのものだろう。



出入口(内側より見る)

鉄筋。

出入口。(外側より見る)

この壁の形状、材質は他の砲台でもよく見られる。

頂から剣崎方向を見る。

藪を脱出する。


ひらけた


下から普通に登って来られる道があった

ということで下る。

この藪の中に分観測所は存在していた。探さないとわからんね。
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- 2012/06/25(月) 23:42:55|
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本日は「城ヶ島砲台地下壕 探索会」に参加しました。
東西の砲台地下施設は同一構造ですが左右対称となっていました。
以下の写真は西側砲台地下壕。

通路。


昇降機室。

昇降機筒。

通路。

多くの参加者が集まっての見学会(公開)は初ですね。貴重な戦争遺跡であり文化財としての価値も高い。
今後の保存活用に期待です。
- 2012/06/04(月) 00:13:05|
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