衣笠高角砲台を後にし、次の目的地へと向かう。
長者ヶ崎にやってきた。長者ヶ崎には洞窟砲台があるのだが砲台に付属する施設で未見の遺構がある。以前来たときに砲台とトーチカをひとつ見たのだが、まだ他にも遺構があるようだ。
探索前に補給を行う。昼食のカレーを食す。
山へ登り探索を開始。景色が良い。(写真:
yakumoさん撮影)

藪をかきわけ斜面も探す。すぐには見つからない。
しばらく探すとようやく遺構を見つけた。コンクリート製の壕である。

石積みもある。

内部を見てみる。(写真:
yakumoさん撮影)

内部。

内部より開口部を見る。

鉄筋。

壕の奥。左側の壁から土砂が流入している。通路が続くように見えるが、ないらしい。

J字の鉄筋。

続いて、開口部はあるがかなり埋もれた遺構を発見。

カメラを入れて撮影。なんと内部は通路が奥に続いているではないか!

他の遺構も探す。トーチカ現る!特徴的な形状だ。

窓部分。

内部を撮影。なんと縦坑がある。さらに下に空間があるようだ。

窓部分より
yakumoさんが内部へ突入。
yakumoさんが脱出後自分も内部へ。
内部より窓を見る。

天井を見る。

縦坑。下の空間が気になる。深さがあるので降りたら上がれない。


とりあえずトーチカを出る。窓部分はかなり狭く出るときのほうが苦労する。
外に出たらなんか気温が下がってきて冷えてきたな。と思ったらパラパラと雪が降ってきた!
先ほどの埋もれた遺構のところに戻る。
yakumoさんが狭い開口部から内部へ突入!かなり低い通路?なので進むのに苦労する。この通路?の壁の石積みは大谷石である。

続いて自分も内部へ。

この向こうはどうなっているのか?

なんと部屋になっているではないか!(写真:
yakumoさん撮影)

今来た通路を見る。(写真:
yakumoさん撮影)

部屋。隣にもあるようだ。

部屋。こちらにも壁に通路がある。


通路は壁が崩れて倒壊している。

この部屋にも通路がある。

埋まっている。

こちらの壁にも。


土砂が流入し、奥は埋まっている。外部はどこに出ているのだろうか?

部屋の右上に縦穴を発見。

縦穴を覗いてみる。この上の空間は先ほどのトーチカだ!繋がっていたのだ。
当時は梯子があったのだろう。

伝声管?

天井にはもちろん奴らがいる。これはまだ少ないほうだ。

入ってきた通路へと戻る。
yakumoさんが脱出中。

側壁。大谷石。

怖いな・・。

天井。

榴弾砲も脱出開始。

無事に外へ出ると急激に視界が悪化しもはや吹雪のような状態であった。未見遺構を見ることができたので下山する。

長者ヶ崎の夕陽は美しかった。
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- 2011/04/10(日) 01:25:36|
- 戦跡
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