敵機来襲ノ都度電探並ニ見張情報ニ依リ各砲台見張所ハ戰則ニ依リ戰斗準備ヲ完成シ、高角砲ニ在リテハ射撃ノ好機捕捉ニ努メ敵編隊ニ對シ彈幕ヲ構成シ機銃砲台ニ在リテハ極メテ至近距離ニ引付ケ敵機ト一騎討ノ敢斗ヲ以テ戦斗ヲ終始セリ
さて、
Part2の続きです。
砲側庫。写真:
yakumoさん撮影。
兵員待機スペース。
砲座への出入口。
砲側庫。
そして砲側庫。
ん??
こんなところにメッセージが!(笑)右側面には年日があり、2005年もののようである。
砲座を出て、さらに藪中の遺構を探す。
コンクリート構造物がある。
L字型の構造物。
3つに仕切られた構造物。便所か?
ひとつの区画がけっこうデカイ。
類似の遺構はほかにも。小さめ。
これは兵舎の基礎か?
固まったセメント袋。未完成の洞窟陣地等で見かけることもある。
水桶のような構造物。
深さがある。
さらに藪をかきわけて進むと・・現れた遺構は・・
防空指揮所!・・と思われる。
階段。写真:
yakumoさん撮影。

なぜか空洞がある。写真:
yakumoさん撮影。

窓がある!しかも煉瓦を含んでいる!


・・次回に続きます。
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- 2011/02/23(水) 02:53:12|
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続きです。
煉瓦を含む壁の構造物のとなりにある地下式?遺構。

壁が続く。

コンクリートの基礎。

角の仕上げ。

この壁の形状というか角度・・見覚えがある。
これは擂鉢状の砲座の側壁だ!武山高角砲台の砲座が擂鉢状であったのだ。猿島のは垂直だった。(12.7センチ連装高角砲座)

これは兵員待機所か?

側壁にある砲側庫のひとつ、だが開口部がほとんど埋没している。

隙間からカメラを入れて撮影。内部は状態が良い。

側壁。

これも砲側庫。

えーっと・・なんだっけこれ・・そうだ砲座の真ん中にある砲を据え付けた穴部分だ。・・と思う。写真だとわかりづらい・・

その他砲側庫。



砲座中心部の砲を据え付けた円形の穴。ターレットである。

・・次回に続きます。
- 2011/02/18(金) 02:21:01|
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記事が遅くなってすみません。
大変遅ればせながらですが、皆様今年もよろしくお願いします。
さて、先月探索した衣笠高角砲台(防空砲台)の遺構について紹介します。
yakumoさんにご案内いただき遺構のある山を目指す。

まず麓の畑にある遺構を見る。

コンクリート構造物が見える。

畑で作業中の方に許可をとり近くで写真を撮らせてもらった。この遺構は兵舎跡の基礎、風呂場と便所の遺構のようだ。

桶のような四角い遺構がある。


山頂部の遺構を目指して山道を進軍開始。

だいぶ上まで登ってきた。下に見えるのは横横道路である。横須賀PAも見えた。

この辺りは道がいくつか分岐しているのでわかりづらい。

ここへ突入開始。このあたりはまだ一応、道として歩ける。だが時期によっては蜘蛛の巣だらけで進むのに苦労するらしい。yakumoさんが前回来たときがそうであったらしい。

視界がひらけた場所からの景色。標高が高いことがわかる。

進んでいくと道の右側に壕口が登場した。

内部に入る。入ると、素掘りの空間とコンクリート構造が見えてくる。内部はT字状。壕の用途は発電施設だろうか。

内部より入口を見る。

壁と天井がすべてではないがコンクリートで覆われている。

左右の壁にはコンクリートで覆われていない窪みが存在する。何のためか?

窪み。

壕から出てさらに濃い藪へと入って行く。コンクリートの基礎部分を見つける。聴音所の遺構か?

用途がわからないが遺構は残っている。

壁!

かなり大きなものである。真ん中から内側に入れる。

表面の下は煉瓦である。

小窓?がある。

これも。写真:yakumoさん撮影。

次回に続きます。
- 2011/02/11(金) 02:16:50|
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