池子に行ったあと比与宇の状態が気になるので見に行ってみた。

倉庫の扉が開いていた。

内部を覗いてみる。重厚だ。


山のほうは・・そうなるだろうとは思っていたが、とうとうコンクリートの壁で覆われ始めていた。


作業は進行中・・

これが最後の壕口。なんとか残してほしいが・・。

ミキサー車が稼働していた。

緑が失われ証言者である貴重な遺構が破壊されとても残念で悔しい。こうした破壊の動きは止めなければならないことだ。
これはJR横須賀駅前の壕。こちらもどうなるのだろう。


比与宇はとても残念なことになってしまった。
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- 2010/07/27(火) 00:14:35|
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池子遺跡群資料館見学後、近くの「医療保健センター」の建物の裏手に壕がありそうな感じがするの見てみることに。

建物の裏手を見てみる。階段がありハイキングコースだ!と思ったら少し登ったところで行き止まり・・残念。

さらに回り込むと塞がれた壕を発見。やっぱあるね。

壕口は複数存在している。塞がれてるけどね。まだあるかもしれない。

米軍側敷地内は調査不能なので不明。(トンネルを一つ確認したが)山には大規模な壕があるのだろう。
かなり暑かった~

以上池子でした。
- 2010/07/26(月) 23:14:27|
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先日逗子市の池子遺跡群資料館(米軍池子住宅敷地内にある)を見学してきました。
ここは事前に申し込みをしないと見学できないところです。開館日や時間も限られています。

敷地内は資料館以外撮影NGでした。敷地はとにかく広い!・・これが返還されていないのが現状である。
旧池子弾薬庫跡地は、昭和12(1937)年に旧日本帝国海軍の弾薬庫として接収が始まり、戦後はアメリカ軍提供用地として、一般の立ち入りがきびしく制限されてきたところです。その総面積は約288万㎡(逗子市域約252万㎡、市域全体の14.5%)にもおよびますが、このうち約85万㎡アメリカ軍家族住宅の事業区域となりました。
この建設作業に先立ち、神奈川県立埋蔵文化財センター・財団法人かながわ考古学財団は平成元(1989)年から平成6(1996)年まで、5年7カ月を費やして本格調査を行いました。
調査面積は約11.9万㎡におよび、弥生時代の池子川旧河道をはじめとする多くの遺構や、整理箱で約4000箱という膨大な量の遺物が発見されました。出土遺物は先土器時代から近代までの各時代にわたっており、これまでほとんど不明であった池子の歴史を知るうえで重要な成果をあげることができました。
また、事業区域内で発見されたシロウリガイ類化石についても、専門家グループによって詳細な調査が行われ、古墳境や地質構造、さらには三浦半島が形成された歴史を解明するためのデータが数多く得られました。これらの貴重な資料を市民の共有財産として後世に残し活用していくために、代表的な遺物を中心に展示します。上記赤字はパンフレットより。
資料館へ。シロウリガイ、先土器、縄文、弥生、古墳時代、古代、中世・近世、近代の遺物等が展示されている。


近代。

土器や石器等歴史的価値が高いが、近代の遺物もおもしろい!

金平糖の容器はピストル(リボルバー)形をしている。

手前のインク瓶は壕内で見たことのあるかたち。

東郷さんの陶製人形も。


高雄進水記念の文鎮。

こんな茶碗も。記念品だろうか。

神風号が描かれている。

こちらの茶碗には機関銃を構えた兵が描かれている。

これは池子川から見つかった遺物のようだ。
米軍住宅内の少年達による表採遺物・近代陶器片(ゲート右手、池子川より)と書いてある。

展示室の隣の部屋では土器の修復作業が行われていた。バラバラの土器片を接着する作業である。超難易度の高いパズルだ。根気のいる作業だ。


箱の土器片。これらの土器片を接着していくのだ。



続きます。
- 2010/07/26(月) 01:03:47|
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総コンクリート巻きの壕を見る前にきさらづ幼稚園の下あたりにある壕を見た。
ラーメン屋の裏手の小屋の裏に壕があるようだ。

あった!

壕の奥には瓦が積んである。
倉庫壕だろうか。

幼稚園の柵の裏手にも壕が。

看板の裏にも壕があるようだ。

開口部を確認。

内部を覗いてみると支柱がある。

ラーメン屋の裏手には小さなコンクリート製の壕口が。

内部。人が入る広さではないし倉庫というか物置か。

探せばまだ他に壕があるかもしれない。
- 2010/07/21(水) 20:54:57|
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先週土曜日、久里浜ペリー祭の花火をバンデラさんと見てきました。毎年恒例ですね^^

岸壁はかなり混雑。でも夕景はきれいだなあ。

暗くなりいよいよ花火が打ちあがる。来たねー夏の風物詩!混雑しててちょっと見づらいんだけどね・・
いい写真はない・・



花火ラストは圧巻だった!花火大会終了後は車道の車両規制が解除され道が混む。車道には大量のゴミが・・
割り箸や缶、ペットボトル等が大量に散乱していた。これが翌日にはきれいになっているのだからすごい。ゴミ拾いする人たちは大変だ。

夏の夜を楽しんだ榴弾砲でした。
この時も暑かったけど、今夜はもっと暑いよ・・暑くて寝れん・・

熱帯夜の榴弾砲です。それでは
- 2010/07/21(水) 00:55:46|
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先日yakumoさんに千葉に連れて行っていただいた。
まずは木更津市へ。太田山(山頂に公園がある。高射砲陣地もあったとか。)の麓、県道沿いに総コンクリート巻きの壕があるという。
周辺にあるその他の壕(後日紹介)を見た後、前述の壕のところに到着。
おおっ!これはすごいぞ。(画像:yakumoさん撮影)

内部へ。

蝶番が残っている。(画像:yakumoさん撮影)

スゲー!総コンクリート巻きの壕が奥に続いている。奥から機械の稼働のような音が聞こえてくる・・

日吉台地下壕を見ているかのような錯覚を起こすんだよね。圧巻である。しかも床面には煉瓦が敷き詰められている。

接続部。

すべてコンクリートとは・・!かなり重要な施設であると思われる。これだけの工事をするには時間や資材など余裕がないとできないだろう。
この壕の用途等不明だが、太平洋戦争開戦前に造られたものだろうか?
画像・・発光しすぎてしまった・・多少修正はしたが・・まあ仕方ない。

何かの残骸。朽ちていて分からない。このあたり天井から水滴が落ちてきてその音が反響している。機械を回すような音がする。その音とは別にゴオンゴオンという謎の音も。

壁に穴を発見。

開口部からの光。発光しすぎた・・

床面の煉瓦がよく分かる部分。

ここにも穴が。

ここの開口部は建物の裏で外からは見えない。

右側の接続部を見ると、なんか置いてある。

物置にしているようだ。

天井に金輪が。(画像:yakumoさん撮影)

何かの土台?台座?の残骸だろうか?

手前から奥を写す。

以上太田山地下壕でした。ここは倉庫として使われていたのかな?
- 2010/07/21(水) 00:24:54|
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空を見たらきれいな月がでていたので写真を撮ってみました。ダメダメな写真ですが・・

望遠レンズのかわりに双眼鏡を使ってやっと撮ったのがこれ。クレーターとか分からんね・・

蒸し暑い夜だ・・
- 2010/07/15(木) 20:11:47|
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昨日ヴェルニー公園にて。艦船の明かりがきれい。

海自総監部側の艦艇。「ひゅうが」が見える。

良い眺めだ。そして風が涼しい。

日中撮った写真。「いかづち」と「きりしま」。
- 2010/07/11(日) 22:51:24|
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横浜市野島公園の掩体壕は有名であるが公園にはこの遺構について知らせてくれるものが今まで何もなかった。
知らない人が公園を訪れて掩体壕を見ても「これは何だろう?」で終わってしまう。
今年3月横浜市によって掩体壕西側に説明板が設置された。これは民間の要請があったからこそ設置されたのである。

説明板。

図面。内部調査をした方に話を聞くと入った土砂により壕の高さが本来の高さではないらしい。
枝坑が接続されていてそれが埋もれている可能性があると思う。

載っている写真が貴重だ。当時の工事中の様子が分かる。

開口部には偽装網らしきものがかけられており、手前にトロッコ用?のレールがある。

安全上の問題とかいろいろあると思うが、ぜひ公開とかしてもらいたいものだ。
これだけの遺構を放置しておくのはもったいないよなあ。
- 2010/07/08(木) 22:52:32|
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先日比与宇に行ってみた。その光景は・・
草木が伐採され山が豪快に削られてしまっているのだ・・。旧火工倉庫跡地あたりの避雷針のコンクリート柱も切断されてしまった。
こんなに削ってしまって・・

んっ

なんだあれは

壕口か?
今まで草木に覆われていて見えなかったから気付かなかった。高い位置に3つ開口部が確認できる。

内部がどうなっているのか気になる。


いずれこれらもコンクリートの下に埋まってしまうのだろうか・・
- 2010/07/07(水) 22:28:52|
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