横須賀市が作成した「横須賀の軍事遺産ARアプリ」というものがある。
猿島・走水・千代ヶ崎の各砲台跡のデジタル案内、看板や構造部を認識しての音声ガイド等あるのだが、その中のひとつに「大砲表示」がある。砲の画像が表示され砲座にかざして撮影できるというものだ。猿島の8センチ高角砲と走水低砲台の27センチ加農砲の二種類がある。
とりあえず試してみた。・・・本当は猿島と走水低砲台でやりたかったのだが、猿島は渡航しなきゃならんし、低砲台は今のところ見学ツアーに申し込まねば公式に入れない。都合が悪い。とりあえず観音崎に行った。
三軒家砲台跡にも27センチ加農砲があったよな。ということでまずはここに。

三軒家砲台の砲座に配置して撮影。(゜-゜)うーんスケール感は合ってるのかな?人も一緒に写れば人物比になるか。
砲座が暗い。低砲台のように周囲が伐採され本来の視界が復活したところは明るいが・・。あとは撮影方向、砲の向きからして砲座の横から撮れればベストだがここでは難しい。まあ低砲台用だし仕方あるまい。
次に8センチ高角砲。だが観音崎にはこの砲座は無い。とりあえず展望園地(南門砲台)の砲座でやってみる。ここには28糎榴弾砲の模型があったが老朽化により現在は撤去。

また周囲が暗いがこれは時間帯のせいだ。砲床のサイズが合ってないがここでは仕方ない。

今回は試しということでこんなものだ。
いずれこのように撮影してみたい!

画像:横須賀市公園管理課より
- 2016/08/23(火) 14:03:51|
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猿島砲台跡とともに国史跡となった「千代ヶ崎砲台跡」。いずれ一般公開されるが、今回指定の範囲は海自が送信所として使用していた敷地のエリアである。しかし、「千代ヶ崎砲台跡」というのはそれだけではない。上空からの俯瞰で見ればそれがよくわかるのだ。
Google Earthの3D画像を試しにやってみたらこれは面白い。

西浦賀地区全景

千代ヶ崎エリア全景。おおっこれはすごい!

角度を変えて砲台跡全景。手前が榴弾砲台及び堡塁部分、海側が新砲台(砲塔砲台)のエリアである。土地の高低差がわかるね。今回、史跡指定の範囲は手前左側の榴弾砲台跡である。右側の右翼観測所跡は民有地となっている。

右側に見えるのは地下の塁道。上部の砲座にアクセスできる。


28糎榴弾砲座と観測所。手前の砲座は埋没していたが発掘された。

右翼観測所跡。ここも地下からアクセスできる。右側の丸い台座があるのが主観測所で左側が補助である。周囲が伐採されたおかげでよくわかる。(ここは民有地)

砲塔砲台跡全景。ここも民有地だ。低地部分は砲塔砲台関連施設跡と思われる。

砲塔砲台の動力室等の機関部跡。3Dがよく再現されている。
このように高台の部分、低地の部分含めこの広大な敷地一帯全てが「千代ヶ崎砲台跡」である。民有地の部分にも重要な遺構が残るのだ。
他にも少し見てみた。

久里浜刑務所沖の検疫所跡。

浦賀ドック。

観音崎旧第三砲台跡。馬蹄形の砲座跡が半分残る。

観音崎第四砲台跡。砲座が良く残る。
入れないところは上から見てみよう。
- 2016/05/12(木) 23:52:03|
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走水低砲台跡が5月から専門ガイド付きで見学可能になるらしい。これは千代ヶ崎砲台跡よりも早い。既に3月には先行の見学会が行われたようだ。
低砲台跡は草木が伐採され整備された。今後の史跡指定に向けてのための動きかと思われる。

こんな状態だったからなあ。
現在発売中の雑誌「丸」6月号にて走水低砲台が紹介されており、整備後の写真も掲載されている。
- 2016/04/28(木) 23:55:20|
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三笠通りにあるミリタリーショップ横須賀にて「おっ!」と思って購入した。(¥540)
定規の種類は他には戦艦「三笠」「大和」「武蔵」や海自艦等々あった。
空母信濃は横須賀で建造しその後は・・・

就役が悲しすぎる・・・
- 2016/04/25(月) 22:10:15|
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